STORESで住所を非公開にする方法|デメリットもあり

STORESでは、個人・個人事業主の方であれば住所・電話番号を非公開にすることができます。

ただし住所を非公開にすることによるデメリットもあります。

今回は、STORESで住所を非公開にする方法と、非公開にすることによるデメリットを合わせて解説していきます。

STORESで住所を「非公開」にする方法

STORESでは特定商取引法に基づき、事業者の所在地や電話番号を公開する必要がありました。

ですが、2022年5月9日～住所や電話番号を非公開にできるようになりました。（※個人・個人事業主のみ）

事業者の情報を非公開に設定すると、ヘイ株式会社（STORES を運営する会社）の所在地・電話番号が表示されるようになります。

それでは、非公開の設定方法を解説します。

住所を非公開にすることによる「デメリットや注意点」

住所を非公開にできるのは便利な機能ですが、デメリットや注意点もあります。

改善策も合わせて解説します。

 住所を非公開にすることによるデメリット

以下のデメリットがあります。

それぞれ解説します。

お客様からのお問い合わせがSTORESに届く可能性がある

事業者の住所を非公開にすることでSTORESの連絡先がショップに表記されます。

そのため、お客様からの問い合わせがSTORESへ届いてしまう可能性があります。

住所を非公開にしたことで、お客様にとっては分かりにくくなってしまうかもしれません。

STORESの判断で連絡先を開示する場合がある

住所を非公開にしていても、STORESの判断により開示されることがあります。

開示されれば、住所や電話番号がお客様に知られてしまいます。

 住所を非公開にする際の注意点

注意点は以下です。

それぞれ解説します。

商品の発送時に販売者の住所を記入する必要がある

商品の発送時はSTORESの住所を使用することができないため、事業所（ショップ）の住所を書く必要があります。

いくら住所を非公開にしても、購入者には住所がバレてしまいます。

納品書や請求書に販売者の住所を記載する必要がある

商品発送時と同様、納品書や請求書にも販売者の住所を書く必要があります。

発送時の封筒や伝票は商品を受けとったら捨ててしまうことも多いと思いますが、納品書や請求書は保存しておくことが多いと思います。

長く保存しておかれる書類に、自宅の住所が記入してあったら少し心配ですね…。

 住所バレの改善策

 おすすめは、バーチャルオフィスの利用です。

そもそもバーチャルオフィスだと、住所を非公開にする必要がありません。

また、発送時の伝票、請求書、納品書の住所にも利用できます。

月額1,000円程度で利用できるところも多いので、おすすめです。

格安で借りられるバーチャルオフィスは以下の記事で紹介しています▼

 バーチャルオフィスは借りず運営していきたい方は、問い合わせ先をきちんと記載しておくと良いです。

ストアのお問い合わせフォームから連絡いただけるよう分かりやすく記載しておきましょう。

まとめ

STORESで住所を非公開にすることで、不特定多数の方に住所を知られてしまうことを防ぐことができます。

しかし、開示請求された場合や、商品の発送時、納品書や請求書の発行時は事業者の住所の記載が必要となります。

そのため絶対に住所を知られたくないという方は、バーチャルオフィス等の利用が必要になってきます。

自身の状況に合わせて、住所を非公開にすべきか検討してみて下さい。

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