接着芯の張り方【綺麗仕上げる”5つのポイント”を解説】
接着芯が上手く貼れない…
どうやったら上手く貼れるの?
接着芯を張るのは難しいと思っていらっしゃる方も、ポイントをおさえれば綺麗に接着芯を張ることができます。
今回は、“接着芯の張り方”~”接着芯を綺麗に張るポイント”まで解説します。
参考にしていただければ、幸いです。
接着芯の張り方
接着芯の基本の張り方は、以下です。
生地の裏と接着芯のざらざらした面(接着面)を合わせ、セットします。
接着芯の上からそのままアイロンをかけると、接着芯のベタベタがアイロンに付着してしまいます。
接着芯の上には、当て布やハトロン紙を必ず敷いておきましょう。
アイロンを中温に設定し、約10秒づつ押し当てるようにして接着します。
生地の熱が冷めるまで待ち、接着完了です。
おすすめのアイロンとアイロン台は、以下の記事で紹介しています▼
接着芯を綺麗に張る5つのポイント
それぞれ詳しく解説します。
1.生地に合った接着芯を選ぶ
接着芯は主に織物タイプと不織布タイプがあり、それぞれ薄手~厚手まであります。
選んだ接着芯によって、生地の柔らかさ、張り、厚みなどが変わります。
まずは生地に試し貼りをしてみて、接着芯が生地に合っているか確認してみましょう。
2.糸くずを取り除く
生地と接着芯の間に糸くずが入ってしまうと、糸くずが表まで透けて見えてしまうことがあります。
接着芯を張る前に、生地に付いている糸くずはしっかり取り除いておきましょう。
細かいゴミをとるのは、コロコロがおすすめです。
3.適切な温度に設定する
アイロンの温度は、接着芯に記載の温度に設定します。
何も記載がない場合は、中温に設定しましょう。
4.圧力をかけて接着する
接着芯は、アイロンの熱と圧力で接着します。
接着芯にもよりますが、10秒ほど押し当て、中央から外側に向かってアイロンをかけましょう。
アイロンを滑らせて接着しようとすると、接着不足になったり、生地が歪んでしまいますので気を付けましょう!
5.冷めるまで動かさない
接着芯は、熱が冷めることで完全に接着します。
生地は冷めるまでは動かさないようにしましょう。
間違えて貼ってしまったという方は、以下の記事も参考にして下さい▼
まとめ
今回は、”接着芯の張り方”~”接着芯を綺麗に張るポイント”までを解説しました。
接着芯を綺麗に張るポイントは、以下です。
- 生地に合った接着芯を選ぶ
- 糸くずを取り除く
- 適切な温度に設定する
- 圧力をかけて接着する
- 冷めるまで動かさない
参考にしていただければ、幸いです。
接着芯を張る際は、しっかりと地の目を通してから行いましょう▼
裁断のコツは以下の記事で解説しています▼
全面芯のパーツは、粗裁ちをしてから裁断しましょう▼
コメント