ハンドメイド販売【オーダー】の上手な受け方|トラブル回避法
お客様からオーダーを受けるのは初めてで、トラブルにならないか不安…受けた方がいいのかな?
ハンドメイド販売をしていく中で、お客様からオーダーをお願いされることがあります。
せっかくいただいたオーダーを断るのは気が引けますが、通常の注文よりもトラブルに発展する可能性が高いです。
今回は、「オーダーを受けるメリット・デメリット」と「トラブルを回避する方法」を解説します。
オーダーを受けるメリット・デメリットを理解し、事前にトラブルを防ぎましょう。
オーダーを受けるメリット・デメリット
まずは、オーダーを受けるメリット・デメリットをそれぞれ解説します。
オーダーを受けるメリット
メリットは以下3つです。
- 売り上げが上がる
- お客様に喜んでもらえる
- リピーターになってくれる可能性大
それぞれ解説します。
1.売り上げが上がる
オーダーを受ける際は、通常の価格にオーダー料金を上乗せすることができます。
そのため、売り上げの単価を上げることができます。
2.お客様に喜んでもらえる
完成した作品がお客様に気に入ってもらえれば、お客様に喜んでもらうことができます。
オーダーなしの作品を購入していただいた場合より、お客様の満足度も高くなることが多いです。
3.リピーターになってくれる可能性大
「この人に頼めば、理想通りに作ってもらえる」と思っていただければ、再購入してくれる可能性が高いです。
また、お客様は口コミで広めてくれるかもしれません。
オーダーを受けるデメリット
デメリットは以下3つです。
- やりとりに時間がかかる
- 製作に時間がかかる
- クレームに繋がる可能性が高い
それぞれ解説します。
1.やりとりに時間がかかる
お客様のご要望を細かく聞いていく必要があるので時間がかかります。
「〇歳の子用に」とか「ぽっちゃりしているので大きめに」のようにざっくりとした内容でオーダーされるお客様も多いです。
後々トラブルにならないためにも、具体的な数字などを細かく聞き取っていく必要があります。
2.製作に時間がかかる
数cm変えるだけでも、型紙から作り直さなければならないことも多いです。
製作してみて上手くいかなければ、何度かやり直す必要も出てきます。
製作時間は想像している以上にかかると思っていた方が良いです。
3.クレームに繋がる可能性が高い
完成品がお客様のイメージしていたものと違った場合は、クレームをいただく可能性もあります。
場合によっては、作り直しや返品を求められるかもしれません。
トラブルを回避する方法
- できないことは引き受けない
- 料金は前払い制にする
- 製作時間や必要経費を事前に算出する
それぞれ解説します。
1.できないことは引き受けない
できないことは引き受けないことが、大切です。
オーダーを受ける前に以下3つを確認してみましょう。
- 自分の技術で製作可能?
- 製作に必要な材料は用意できる?
- 時間の余裕はある?
まず、オーダー内容に少しでも不安な点があれば引き受けない方が良いでしょう。
また、製作に必要な材料を用意できるかも確認しておきましょう。
それから、現在の注文状況を確認しオーダーを受ける余裕があるのかをよく考えましょう。
2.料金は前払い制にする
製作途中、または製作後にキャンセルされるお客様もなかにはいらっしゃいます。
材料費も時間も無駄になってしましますので、必ず料金は先に支払ってもらいましょう。
3.製作時間や必要経費を事前に算出する
想定される製作時間や必要経費を算出し、事前に金額を提示しておきましょう。
提示金額によって、お客様は注文するかしないか判断されます。
お互いオーダー内容と金額に納得のいった上で進めていきましょう。
まとめ
ハンドメイド販売をやっていると、お客様からオーダーをお願いされることが多々あります。
できるだけご要望に応えたいという気持ちはありますが、時にはお断りすることも大切です。
私自身、オーダー内容、今の注文状況、金額などから判断してお断りすることもあります。
もちろん、オーダーを受けるメリットもありますので、自分のできる範囲で無理をせずやっていきましょう。
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