“表も裏も縫い目がほぼ見えない”裾上げ方法【奥まつり】
“表も裏も縫い目が目立ちにくい”裾上げ方法を知りたい!
できるだけ縫い目を目立たせずに裾上げしたいなら、“奥まつり”がおすすめです。
今回は、“奥まつり”で裾上げする方法を解説します。
参考にしていただければ、幸いです。
“奥まつり”で裾上げする方法
できるだけ縫い目を目立たせずに裾上げしたいなら、奥まつりで縫う方法があります。
奥まつりは、ジャケットやコートの裾はもちろん、ズボンやスカートの裾に使えます。
表布と縫い代をほんの少しだけすくって縫うので、表裏ともに縫い目がほとんど出ません。
ズボンやスカートの裾上げで、表裏ともに縫い目をできるだけ出したくないという場合は、奥まつりがおすすめです。
今回は、奥まつりでズボンの裾上げをする方法を解説します。
スカートの場合も、同じ要領で裾上げしてみて下さい。
用意するもの
用意するものは以下です。
- 糸
- ミシン
- アイロン
- まち針または、しつけ糸
- 印つけ(チャコペンなど)
- 裁ち鋏
- 糸切り鋏
印付けはチャコナーが便利です。おすすめの印つけは以下の記事で紹介しています▼
奥まつりで裾上げをする方法
奥まつりで裾上げする方法は、以下です。
布端にロックミシンをかけます。
ロックミシンがない場合は、ジグザグミシンでもOKです。
ジグザグミシンの縫い方は、以下の記事で詳しく解説しています。
縫い代をアイロンで折ります。
今回は4㎝幅で折っています。
布端から1㎝くらいのところにしつけをかけます。
しつけのかけ方は、以下の記事で詳しく解説しています▼
糸は1本どりで玉結びをします。
縫い代をめくり、裏側の布地を1~2本すくいます。
0.5㎝~0.7㎝先の表布を1~2本すくいます。
「縫い代の裏側の布地を1~2本すくう→0.5㎝~0.7㎝先の表布を1~2本すくう」を繰り返し、ぐるっと1周縫います。
糸を引き締めすぎるとひきつりの原因となります。糸は少し緩めにしておくと綺麗に仕上がります。
縫い終わりは、縫い代の裏側の布地を1~2本すくい玉止めをし、糸をカットします。
しつけ糸を抜きます。
表
同系色の糸で縫えば、表には縫い目がほとんど見えません。
裏
裏側も縫い代の中に縫い目が入っているので、縫い目がほとんど見えません。
裾上げする際の出来上がり線や縫い代幅の決め方は、以下の記事で詳しく解説しています▼
手縫いのみで裾上げしたい方は、以下の記事を参考にして下さい▼
まとめ
今回は、“奥まつり”で裾上げする方法を解説しました。
表裏ともに縫い目をできるだけ出したくないという場合は、奥まつりが便利です。
参考にしていただければ、幸いです。
その他、おすすめ記事は以下です▼
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