【保存版】ミシン糸とミシン針の正しい組み合わせ|布地別に解説
針も糸もたくさん番号があるけど、どれを購入したらいいの?
針も糸もたくさん種類があって難しいですよね。
迷ったら、まずは60番のミシン糸、11号のミシン針を購入しましょう。
なぜなら、60番のミシン糸と11号のミシン針は普通地に対応した針と糸なので、たいていの布地は縫えるからです。
ですが、薄地や厚地を縫うときは別の針や糸が必要になりますので、ミシン糸とミシン針の正しい組み合わせを理解する必要があります。
今回は、布地別にミシン糸とミシン針の正しい組み合わせを解説していきます。
ミシン糸とミシン針の正しい組み合わせ
まず、ミシン糸とミシン針の仕組みは以下になります。
- ミシン糸は数字が上がるにつれて細くなります。30番<60番<90番
- ミシン針は数字が上がるにつれて太くなります。9号<11号<14号
そして、布の厚さ別にまとめると以下になります。
布地の厚さ | ミシン糸 | ミシン針 |
---|---|---|
薄地 | 90番 | 9号 |
普通地 | 60番 | 11号 |
厚地 | 30番 | 14号~ |
もっと細かく分類することもできますが、まずは上記の表を頭に入れておけば大丈夫です。
ここからは、布地ごとに適した針と糸を解説します
薄地
主な布地…シフォン、オーガンジー、ガーゼ、ジョーゼット、チュール、ローン、裏地など。
ミシン針:9号~11号
糸:80番~ 90番
普通地
主な布地…ブロード、シーチング、リネン、ギャバジン、ダンガリー、サテン、タフタ、シャンプレーなど。
ミシン針:11号~14号
糸:50番~80番
厚地
主な布地…デニム、ツィード、帆布、コーデュロイ、キルティング、ベロア、メルトン、合皮など。
ミシン針:14号~18号
糸:20番~50番
ミシン糸の選び方は、以下の記事で詳しく解説しています▼
正しい針と糸を使用しないと…
正しい針と糸を使用しないと、下記のようなことが起こります。
- 針が折れる
- 目とびする
- 糸が切れる
- 布地を痛める
必ず、正しい針と糸の組み合わせで使用しましょう。
そしてミシン糸とミシン針の組み合わせはあくまで目安なので、必ず試し縫いをするようにして下さい。
また、ミシンの種類や機種によって使用できる針が異なりますので、お手持ちのミシンに対応した針を使用しましょう。
まとめ
ミシン糸やミシン針の種類が多くて、初めは選ぶのも難しいかもしれません。
まずは、以下の3つの組み合わせを覚えておけばOKです。
- 薄地 …90番(糸)×9号(針)
- 普通地…60番(糸)×11号(針)
- 厚地…30番(糸)×14号(針)
迷った時は、60番のミシン糸、11号のミシン針を購入しましょう。
普通地であればたいてい縫えます。
正しい針と糸を使用して、様々な布地を縫っていきましょう。
ミシン針の交換方法は、以下の記事で解説しています▼
ミシン針がよく折れる方は、以下の記事も参考にしてみて下さい▼
針の捨て方は、以下の記事で解説しています▼
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