洋裁上達の“コツ”は【縫い代整理】|縫い代整理のやり方を解説!

縫っただけでなく、“縫い代整理”はきちんとしていますか?
洋裁を上達したいなら、“縫い代整理”が重要です。
今回は、場面別に縫い代整理のやり方を解説します。
参考にしていただければ、幸いです。
縫い代整理のやり方
縫い代整理を行う主な場面は、以下です。
それぞれの縫い代整理のやり方を解説します。
1.角を縫う時
2枚の生地を縫い合わせている場合、縫い代分2枚+表生地1枚+裏生地1枚の計4枚重ねになっていますが、
角は縫い代が2重になっているので、(縫い代分2枚)×2+表生地1枚+裏生地1枚の計6枚重ねになっています。
その為、角はどうしても生地が重なることで厚みが出てしまいます。
角に厚みが出ると縫いずらかったり、角が丸くなってしまったりすることがあります。
生地の厚さや種類によっては、余分な縫い代をカットしましょう。
直角の角の縫い代整理

角は縫い代が重なり、生地が厚くなります。
余分な縫い代をカットすることで、角が丸くならず綺麗に仕上がります。

縫い代の重なりが減り、すっきりします。
直角の角の詳しい縫い方は、以下の記事で解説しています▼

鋭い角の縫い代整理

縫い目から2~3mmの縫い代を残して斜めにカットします。

衿先を縫い目で折りたたみ、余分な縫い代をカットします。
衿の角の詳しい縫い方は、以下の記事で解説しています▼

2.きついカーブを縫う時
カーブのきつい部分も、縫い代がたまりやすい部分です。
縫い代がたまった状態だと、綺麗なカーブの形が出ません。
カーブのきつい部分は、余分な縫い代をカットしましょう。
きついカーブの縫い代整理

スカラップのようなきついカーブは、余分な縫い代をカットしてあげることで、綺麗なカーブを作ることができます。
スカラップの縫い方は、以下の記事で解説しています▼

3.厚い生地を縫う時
厚い生地は縫い代が重なると、さらに生地の厚さが増します。
縫いずらいだけでなく、目とびや糸調子が乱れる要因にもなります。
縫い代が集中してしまった部分は、必要に応じてカットするようにしましょう。
厚い生地の縫い代整理

表に出てこないよう部分の余分な縫い代は、カットします。
厚い生地の縫い方は、以下の記事で詳しく解説しています▼

まとめ
今回は、“縫い代整理”について解説しました。
縫い代整理をしながら縫うことで、より綺麗に縫うことができます。
参考にしていただければ、幸いです。
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ミシンで綺麗に縫うコツは、以下の記事で詳しく解説しています▼

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