基本の【ダーツ】の縫い方|ひと手間で”えくぼ”を回避!
ダーツを縫ったら”えくぼ”になってしまいました。
どうすればダーツを綺麗に縫うことができますか?
洋服の完成度を上げるためにも、ダーツ縫いは大切です。
今回紹介する縫い方とコツを押さえば、ダーツを綺麗に縫うことができます。
参考にしていただければ幸いです。
基本の【ダーツ】の縫い方
【ダーツ】の縫い方の手順は以下です。
順番に解説します。
1.ダーツに印を付ける
ダーツ線をチャコペンなどで写します。
裁断の際にルレットで印を付けておくと、ダーツ線を写しやすいです。
2.アイロンで折り目を付ける
ダーツを中心で折り、アイロンをかけます。
3.ダーツを縫う
線に沿ってダーツを縫います。
ダーツを縫う際のコツは、以下3つです。
コツ① 紙やすりを添える
紙やすりを添えて縫うと、まっすぐ縫うことができます。
“紙やすり”の使い方については、以下の記事で詳しく解説しています▼
コツ②ほんの少しカーブに縫う
ダーツの先は縫い消すように縫うと、”えくぼ”になりにくいです。
縫い始めはまっすぐ縫い、残り3分の1くらいは、ほんの少しカーブをつけて縫います。
コツ③返し縫いをしない
縫い終わりは返し縫いはせず、10cmくらい糸を引き出してカットします。
4.糸の始末をする
引き出した糸は以下の手順で始末をします。
糸はダーツの先端(縫い止まりのキワ)で結びます。
針に糸を通し、ダーツを倒す側の縫い目に糸をからげます。
1cmくらい糸をからげたら、余分な糸をカットします。
5.ダーツを倒す
ダーツを倒し、ダーツ止まり方向からアイロンをかけます。
プレスボール(万十)などを利用してアイロンをかけると綺麗に仕上がります。
まとめ
今回は【ダーツの縫い方とダーツを縫うコツ】を解説しました。
ダーツを縫うコツは以下です。
- 紙やすりを添える
- ほんの少しカーブに縫う
- 返し縫いをしない
縫う際にほんのひと手間加えるだけで、仕上がりが変わりますので、ぜひ実践してみて下さい!
参考にしていただければ幸いです。
ダーツの縫い代の付け方は、以下の記事で解説しています▼
まっすぐ縫うのが苦手という方は、以下の記事を参考にして下さい▼
生地の裁断方法は、以下の記事で解説しています▼
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