ミシン初心者がやりがちな失敗5選|原因と対処法をまとめました

ミシン初心者がやりがちな失敗5選

ミシンを始めたばかりのころ、「糸調子が合わない」「縫いズレする」「針が折れた」など、失敗ばかりで落ち込んだ経験はありませんか?

私も最初のころは、完成した作品を見て「なんだか歪んでる…」と思うことばかりでした。

でも、よくある失敗には原因と対処法があります。

この記事では、私自身が経験して学んだ「ミシン初心者がやりがちな失敗5選」と「上達のコツ」を紹介します。

目次

ミシン初心者がやりがちな失敗5選

ミシン初心者がやりがちな失敗は、以下です。

それぞれ、詳しく解説します。

1.試し縫いをせずに縫い始めて糸がぐちゃぐちゃ

原因

生地によって糸のかかり方や押さえ圧が変わります。

いきなり本番を縫い始めると、糸調子が合わず糸がぐちゃぐちゃになることがあります。

対処法

本番と同じ生地・同じ枚数で試し縫いをする

上糸と下糸のバランスをチェックして調整する

ポイント

本番と同じ状況で試し縫いするのが大切です。

試し縫いの方法については、以下の記事で詳しく解説しています▼

糸調子の合わせ方については、以下の記事で詳しく解説しています▼

2.厚地の段差で針が折れる

原因

段差を無理に進めようとすると、針が曲がったり折れたりします。

特にデニムやキャンバス地など厚めの生地で起こりやすいです。

対処法

ハギレを使って、生地の厚みを揃える

段差に入るときは、手回しでゆっくり進める

ポイント

針は定期的に交換することも大切です。

針が古いと折れやすく、布を傷める原因にもなります。

厚地を縫うコツは、以下の記事で詳しく解説しています▼

ミシン針が折れる原因については、以下の記事で詳しく解説しています▼

3.アイロンを省いて仕上がりが歪む

原因

アイロンをかけずに放置すると、縫い代が浮いて形が歪む原因になります。

「あとでまとめてかけよう」と思っても、後からでは整いません。

対処法

縫うたびにアイロンをあてて縫い代を割る

「毛抜き合わせ」「控える」を意識して仕上げる

ポイント

アイロンを「縫うたびにかける」のがポイント!

面倒くさがらずアイロンをかけることで、プロのような仕上がりになります。

アイロンをかけるコツは、以下の記事で解説しています▼

縫い代の割り方は、以下の記事で詳しく解説しています▼

「毛抜き合わせ」「控える」の方法は、以下の記事で詳しく解説しています▼

4.しつけを省いて縫いズレする

原因

まち針だけで止めて縫うと、布がズレたり波打ったりすることも!

特に滑りやすい生地やカーブ部分では、ズレが目立ちやすいです。

対処法

まち針を打ったあと、しつけ糸で仮縫いをしておく

長い距離を縫うときは「部分ごとに止めて」確認

ポイント

手間に感じるしつけも、結果的に縫い直しが減って時短になります。

しつけ糸の縫い方は、以下の記事で詳しく解説しています▼

裏地の縫い方は、以下の記事で詳しく解説しています▼

5.縫っている途中で糸が足りなくなる

原因

縫う前にボビンや上糸の残量を確認せず、途中で糸切れしてしまうことがあります。

やり直しになるだけでなく、縫い目のつなぎ目が目立つことも!

対処法

縫う前にボビンと上糸の残りをチェックする

残りが少ないときは、早めに巻き直しておく

ポイント

糸切れが起こる前に、予防する意識が大切です。

もし糸切れしちゃったという時は、以下の方法も試してみて下さい▼

綺麗に繋げたい時は、こちらの方法がおすすめです▼

まとめ

どれも一度は経験する失敗ですが、原因を知って対策を取るだけで防げるものばかりです。

焦らずに一つずつ意識していけば、作品の仕上がりがどんどんきれいになります。

参考にしていただければ、幸いです。

その他、ミシンに関するおすすめ記事は以下です▼

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この記事を書いた人

iroiroのアバター iroiro ハンドメイド作家

ハンドメイド作家iroiroとして、付け襟を中心とした作品の製作・販売をしています。
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