内カーブと外カーブの違いとは?縫い代の処理ときれいに縫うコツを徹底解説【洋裁】

内カーブと外カーブの縫い方

カーブの縫い方、なんとなく同じように縫っていませんか?

実は「内カーブ」と「外カーブ」では縫い代の処理が全く違います。

この記事では、外カーブ・内カーブの縫い方とキレイに仕上げるコツを解説しています。

参考にしていただければ、幸いです。

目次

内カーブ・外カーブの縫い方

内カーブと外カーブの縫い方をそれぞれ解説します。

内カーブの縫い方

内カーブの縫い方とポイントを解説します。

内カーブを縫うポイント

内カーブは表に返した時に縫い代が足りなくつっぱるので、しっかりと縫い代に切り込みを入れるのがポイントです。

内カーブの縫い方

STEP
出来上がり線を縫う
出来上がり線を縫う

縫い目を細かめに設定し、速度はゆっくりめで出来上がり線を縫います。

生地を手で送りながら縫っていきます。

STEP
縫い代に切り込みを入れる
縫い代に切り込みを入れる

内カーブ部分は縫い代が足りなくつっぱってしまうので、縫い目から約0.2cmまで、1cm間隔くらいで切り込みを入れます。

カーブがきつい場合は、切り込みを入れる間隔を狭くするなど調整してみて下さい。

STEP
縫い代を割る
縫い代を割る

縫い代を割ります。

アイロンがかけにくい場合は、袖万を使うと良いです。

万十の使い方は、以下の記事で詳しく解説しています▼

STEP
表に返しアイロンで整える
表に返しアイロンで整える

表に返して、アイロン縫い代を整えます。

襟ぐりなどの外カーブを縫うコツは、以下の記事で詳しく解説しています▼

外カーブの縫い方

外カーブの縫い方とポイントを解説します。

外カーブを縫うポイント

外カーブは表に返した時に縫い代が余ってゴロゴロするので、余分な縫い代をカットするのがポイントです。

外カーブの縫い方

STEP
出来上がり線を縫う
出来上がり線を縫う

縫い目を細かめに設定し、速度はゆっくりめで出来上がり線を縫います。

生地を手で送りながら縫っていきます。

STEP
余分な縫い代をカットする
余分な縫い代をカットする

カーブ部分は縫い代が余ってゴロゴロしてしまうので、0.5cmくらいに縫い代をカットします。

STEP
縫い代を割る
縫い代を割る

縫い代を割ります。

アイロンがかけにくい場合は、袖万を使うと良いです。

STEP
表に返しアイロンで整える
表に返しアイロンで整える

表に返して、アイロン縫い代を整えます。

内カーブ・外カーブを縫う時の共通のポイント

内カーブ・外カーブを縫う時の共通のポイントは、以下です。

  • 縫い目を小さくする
  • スピードを落とす
  • 布を手で送りながら縫う

詳しくは、以下の記事で解説しています▼

まとめ

今回は、外カーブ・内カーブの縫い方とキレイに仕上げるコツを解説しました。

ぜひ、試してみて下さい!

カーブにバイアステープをつける方法は、以下の記事で詳しく解説しています▼

いろいろな角の縫い方は、以下の記事で詳しく解説しています▼

あると便利なミシン小物は、以下の記事で解説しています▼

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この記事を書いた人

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ハンドメイド作家iroiroとして、付け襟を中心とした作品の製作・販売をしています。
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