薄い生地の縫い方【上手に縫うコツは5つ】マスターしてピリつき回避!

薄い生地の縫い方
洋裁が趣味の方

薄地を縫っているけど、縫い目がつって上手く縫えない…
解決法はある?

縫うのが難しい薄地ですが、5つのコツを掴めばきれいに縫うことができます。

薄地を縫うコツは以下です。

  1. 針と糸を交換する
  2. 縫い目を細かくする
  3. 糸調子を弱くする
  4. 押さえ圧を弱くする
  5. ハトロン紙を下に敷いて縫う

上記5つのコツを詳しく解説してきます!

目次

薄地を縫うコツ

薄地を縫うコツは以下5つです。

それぞれ詳しく解説していきます。

1.針と糸を交換する

針と糸を交換する

針と糸を以下の薄地用に交換してみましょう。

  • 針→9号
  • 糸→90番~100番

薄地を縫う際に太い針や太い糸を使用すると、布地に穴が開いたり、布地が食い込むことがあります。

必ず、布地に合った針と糸を使用することが大切です。

2.縫い目を細かくする

縫い目を細かくする

普通地を縫うよりも少し縫い目を細かくしてみましょう。

薄地を粗い縫い目で縫うと、糸に引っ張られ、布地が縮んでしまいます。

細かい縫い目にすることで、縫い目の縮みを軽減することができます。

3.押さえ圧を弱くする

押さえ圧を弱くする

押さえ圧ダイヤルを調整し、押さえ圧を弱くしてみましょう。

押さえ圧は厚地を縫う際は強く、薄地を縫う際は弱く設定する必要があります。

正しい押さえ圧にしてあげれば、縫い目の縮みも軽減できます。

4.糸調子を弱くする

糸調子を弱くする

糸調子を弱くしてみましょう。

普通地を縫っていた糸調子のまま薄地を縫おうとすると、縫い目が縮みピりついてしまいます。

上下の糸調子を少し緩めてあげることで、薄地も綺麗に縫えます。

5.ハトロン紙を下に敷いて縫う

ハトロン紙を下に敷いて縫う

色々試してみたけどやっぱりピリつく!という方は、ハトロン紙を布地の下に敷いて縫ってみましょう。

ハトロン紙を1枚下に敷くだけで、薄地でもピりつくことなく綺麗に縫えます。

予めハトロン紙を細長くカットして常備しておくと便利です。

ハトロン紙を敷いた縫い方の手順は以下です。

STEP
ハトロン紙をカットする
ハトロン紙をカットする

ハトロン紙は、幅3cmくらいで細長く切っておくと便利です。

縫った後は捨ててしまうので、型紙を作った後の余りなどでOKです。

STEP
ハトロン紙を下に敷いて縫う
ハトロン紙を下に敷いて縫う

ハトロン紙を布地の下に敷いて縫います。

ハトロン紙を敷くと、薄い布地でもかなり縫いやすくなります。

STEP
ハトロン紙を剥がす
ハトロン紙を剥がす

縫った後は、ハトロン紙を布から剝がします。

布地を痛めないように、ミシン目に沿って丁寧に剥がしましょう。

“ハトロン紙”の使い方については、以下の記事で詳しく解説しています▼

まとめ

今回は、薄い生地の上手な縫い方について解説しました。

コツは、以下5つです。

  1. 針と糸を交換する
  2. 縫い目を細かくする
  3. 押さえ圧を弱くする
  4. 糸調子を弱くする
  5. ハトロン紙を下に敷いて縫う

特にハトロン紙を敷く方法は、簡単でおすすめです。

ぜひ試してみて下さい!

厚い生地の縫い方は以下の生地で解説しています▼

ミシンでなかなかまっすぐ縫えない方は、以下の記事を参考にして下さい▼

ミシンに苦手意識のある方は以下の記事もおすすめです▼

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この記事を書いた人

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ハンドメイド作家iroiroとして、付け襟を中心とした作品の製作・販売をしています。
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