【初心者必見】生地の“耳”とは?|知らないと損する基本知識


生地の“耳”って何?
生地として使っていいの?
生地の“耳”とは、ほつれないように処理された生地の両端の部分です。
ほつれないように加工されているのでそのまま使うのもOKですが、基本的には切り落としてしまうことが多いです。
今回は、生地の耳とは何か、使うべきなのか、また知っていると便利な生地の耳の知識について解説します。
参考にしていただけると、幸いです。
生地の“耳”とは?
生地の“耳”とは、生地の両端の部分です。
生地の耳は、ほつれないように処理されています。
生地によって異なりますが、ポツポツとした穴が開いていたり、生地の名前やブランド名、生産地や生地に使われている色が書いてあったりします。
生地の“耳”で分かること


生地の“耳”で分かることは、以下です。
1.生地の表裏




生地の耳には、ポツポツとした穴が開いています。
この穴は、裏側から表側に向かってあけられています。
そのため、生地がぷくっと盛り上がってる方が表、へこんでいる方が裏になります。
表裏が分かりずらい生地は、生地の耳を見てみて下さい。
生地の表裏の見分け方は、以下の記事で詳しく解説しています▼


2.生地で使用している色


プリント生地などは、生地で使用している色がイラストなどでプリントしてあることがあります。
生地や副資材との色合わせにも活用できます!
3.生地についての詳細


生地の耳には、生地の名前・素材・生産地などがプリントされていることがあります。
必ず書いてあるわけではないですが、どんな生地が忘れてしまった時は確認してみると良いです!
生地の“耳”は使う?切り落とす?


結論から言うと、“場合による”です。
生地の“耳”はほつれないように処理されているので、もちろん端処理せずそのまま使うのもOKです。
ただし、耳付近は生地が大きくゆがんでいる場合が多いです。
洋裁のように正確に裁断する必要がある場合は、耳は切り落として使うことをおすすめします。
生地の耳を使うか切り落とすかは自由ですが、市場で製品として売られているものの中で生地の耳を使っているものは見たことがないと思います。
そのため、作品として販売する場合も同様に耳は切り落とした方が良いでしょう。


耳付近の生地の歪みが強い時は…
耳に切り込みを入れると生地が解放されるので、地直ししやすいです。
詳しい地直しの方法については、以下の記事で解説しています▼


まとめ
今回は、生地の“耳”について解説しました。
何も考えず切り落としてしまうことも多いと思いますが、生地の耳から分かることもあります。
切り落としてしまう前に、ぜひ見てみて下さい!
初心者さん向けの洋裁の勉強法は、以下の記事で紹介しています▼


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東京でおすすめの生地屋さんは、以下の記事で紹介しています▼


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