“虫食い”【べっ甲】の修理レポ|依頼店・費用・仕上がりなど
大切なべっ甲のアクセサリーが虫食いに!
どうしたらいいの?
虫食いがあったべっ甲は見た目が悪いだけでなく、どんどん穴が広がっていく可能性があるので、そのままにするのは危険です。
べっ甲が虫食いにあってしまったら、専門店に修理に出しましょう。
今回、虫食いにあったべっ甲のブローチを修理に出しましたので、依頼店・費用・仕上がりなどを詳しく紹介します。
参考にしていただければ、幸いです。
“虫食い”【べっ甲】の修理レポート
今回、べっ甲のブローチの虫食いを修理してもらいました。
今回修理を依頼したブローチは以下です。
花びらの先が白く変色し、欠けが見られます。
それでは、べっ甲の修理について詳しく紹介します。
1.依頼店
今回修理を依頼したのは、江戸鼈甲屋さんです。
東京のお店、または郵送でのやり取りでべっ甲の修理をしてくれるところを探していたところで、江戸鼈甲屋さんを見つけました。
まずは、WEBから問い合わせをしました。
画像を送ったのですが、べっ甲の厚みがあまりないため、修理ができるかどうかは実際に現物を見てみないと分からないとのことでした。
郵送で送ってもよかったのですが、ちょうど翌月に催事があったので、催事場に現物を持って行って判断してもらうことにしました。
2.費用
実際にかかった費用は以下です。
修理費用:5,500円(税込)
送料:600円(レターパックプラス)
合計:6,100円
花びら部分のべっ甲の厚みがなかったため、金具を一度外してから作業を行うとのことでした。
今回金具を外す作業があったのでこの金額ですが、この作業がない場合はもう少し費用が抑えられるかと思います。
支払いは、クレジットカードか銀行振り込みから選べました。
3.仕上がり
修理前と修理後は、以下です。
修理前
修理後
花びらの表側だけでなく、花びらの縁の部分も虫に食われていたとのことでした。
虫に食われてしまった花びらが、他の花びらよりもわずかに小さくなると聞いていましたが、ほとんど分かりませんでした。
虫に食われて白く変色していたり、欠けていた部分も綺麗に修理されていました。
べっ甲の虫食いを防ぐ方法
べっ甲は、長い間タンスなどにしまいっぱなしにしていると虫に食われてしまうことがあります。
今回修理に出したブローチも、購入時の箱に入れたまま押し入れに入れっぱなしでした。
虫食いにあっても仕方ないですね…w
べっ甲の虫食いを防ぐ為には、桐箱に入れたり、防虫剤を入れておくのが良いです。
今後は桐箱を購入し、防虫剤を入れておこうと思います。
アクセサリー入れには小さめの桐箱がおすすめです▼
まとめ
今回は、べっ甲の虫食い修理について実際の体験を紹介しました。
まずは虫食いにならないように保管していくことが大切ですが、
虫に食われてしまったべっ甲でも修理してもらうことが可能なので、諦めず専門店に相談してみましょう。
参考にしていただければ、幸いです。
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