ミシンの糸調子の合わせ方|【正しい糸調子】を丁寧に解説
糸調子が上手くとれなくて、縫い目がおかしい…
正しい糸調子の合わせ方を知りたい!
初心者の方は、糸調子を合わせるのが難しいなと感じるかもしれません。
今回は、ミシン の糸調子の合わせ方を詳しく解説しますので、参考にしていただければ幸いです。
正しい糸調子とは?
正しい糸調子は、上糸と下糸が布の中心で絡んでいる状態です。
上糸・下糸のどちらかの糸調子が強い状態だと、ぽつぽつとした縫い目になってしまいます。
正しい縫い目とNGな縫い目は以下です。
※下糸を整えた状態で縫っています。
正しい縫い目
表
裏
上糸と下糸の強さが調整されており、布の中心で糸が絡んでいる状態です。
NGな縫い目
上糸が強い状態
表
裏
上糸が強いため、表にぽつぽつが出ています。
上糸が弱い状態
表
裏
上糸が弱いため、裏にぽつぽつが出ています。
ミシンの糸調子の合わせ方
ミシン の糸調子の合わせ方は、以下です。
下糸をセットしたボビンケースの糸を持ち、軽く振り、ボビンケースが徐々に降りていく状態に調整します。
ボビンケースの糸調子ネジを回し調整します。
時計回り→糸調子を強める
反時計回り→糸調子を弱める
縫い目を見て、上糸が強い状態なのか、弱い状態なのかを確認します。
OKパターン
糸調子が整っている状態です。
正しい糸調子なので、このまま縫い進めましょう。
NGパターン①
生地の表に糸がぽつぽつと出ているのは、上糸が強い状態です。
糸調子つまみを反時計回りに回し、目盛りの数値を小さくします。
NGパターン②
生地の裏に糸がぽつぽつと出ているのは、上糸が弱い状態です。
糸調子つまみを時計回りに回し、目盛りの数値を大きくします。
以上が、糸調子の合わせ方になります。
まとめ
今回は、正しい糸調子と、糸調子の合わせ方について解説しました。
糸調子を合わせる際は、まずは下糸の糸調子を合わせます。
そして、上糸が強い場合は糸調子を弱め、上糸が弱い場合は糸調子を強めていきましょう。
正しい糸調子で縫えば、見栄えも良くなり、強度も増します。
参考にしていただければ、幸いです。
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