ロックミシンで縫い代を始末する方法【2種】|空環の処理方法も

ロックミシンで縫い代を始末する方法
ロックミシンで縫い代始末したい方

ロックミシンで縫い代始末したい。
どのように始末したら良いの?

ロックミシンで縫い代を始末する方法は、以下です。

  • 縫い代を割る方法
  • 縫い代を片倒しにする方法

今回は、それぞれの方法を解説します。

また、縫い始めと終わりにできる空環の始末方法も合わせて解説します。

目次

ロックミシンで縫い代を始末する方法

ロックミシンで縫い代を始末する方法は、以下2つです。

布の種類や、作りたいものに合わせて選んでください。

それぞれ解説していきます。

1.縫い代を割る方法

縫い代を割る方法

2枚の布にそれぞれロックミシンをかけた後、縫い代を割る方法です。

縫い代に厚みを出したくない場合は、こちらの方法が向いています。

手順は以下です。

STEP
布の裁ち端にロックミシンをかける
布の裁ち端にロックミシンをかける

2枚の布それぞれの裁ち端にロックミシンをかけます。

空環は、綺麗に処理しておきましょう。(空環の始末方法参照)

STEP
出来上がり線で縫い合わせる
出来上がり線で縫い合わせる

2枚の布を中表で合わせ、出来上がり線に直線ミシンをかけます。

STEP
縫い代を割る
縫い代を割る

アイロンでしっかりと縫い代を割ります。

以上で、完成です。

2.縫い代を片倒しにする方法

縫い代を片倒しにする方法

2枚一緒にロックミシンをかける方法です。

シャツやブラウスはこちらの仕立てが多いです。

手順は以下です。

STEP
2枚の布を出来上がり線で縫い合わせる
2枚の布を出来上がり線で縫い合わせる

2枚の布を中表で合わせ、出来上がり線に直線ミシンをかけます。

STEP
裁ち端にロックミシンをかける
裁ち端にロックミシンをかける

2枚一緒に裁ち端にロックミシンをかけます。

縫い代を片倒しした際に、ロックミシンの縫い目の表側が見えるように布をセットします。

ロックミシンの縫い目は、表と裏があります。

ロックミシンに布をセットした際、セットされた布の上が表の縫い目、下が裏の縫い目で縫われます

縫い目(表)
縫い目(表)
縫い目(裏)
縫い目(裏)
STEP
縫い代を片倒しにする

アイロンで縫いしろを片倒しにします。

空環の始末方法

空環の始末方法

空環は、5cm以上は作っておくと良いです。

布端ギリギリでカットせず、以下のように始末しましょう。

STEP
布端で空環を結ぶ
布端で空環を結ぶ

布端で空環を1回結びます。

STEP
空環を縫い目に入れる
空環を縫い目に入れる

とじ針を使って、空環をロックミシンの縫い目(裏)に入れます。

STEP
余分な空環をカット
余分な空環をカット

空環は、2㎝くらい残してカットします。

その他の縫い代始末方法は以下で紹介しています▼

まとめ

今回は、①縫い代を割る方法➁縫い代を片倒しにする方法の2つ紹介しました。

作るものによって、使い分けてみて下さい。

ロックミシンがあれば、簡単に縫い代の始末をすることができます。

ぜひ、やってみて下さい。

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ハンドメイド作家iroiroとして、付け襟を中心とした作品の製作・販売をしています。
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