ロックミシンでできること【3選】|既製服のような仕上がりに
洋裁をするのにロックミシンは必要?
ロックミシンは、どんなことができるの?
洋裁を本格的にやりたい方、またはニットソーイングをやりたい方はロックミシンが必要です。
ロックミシンでできることは、主に以下3つです。
- かがり縫い
- 巻きロック
- 布地の縫い合わせ
この記事では、ロックミシンの3つの機能について詳しく解説していきます。
ロックミシンでできることは【3つ】
ロックミシンでできる3つの機能は以下です。
- かがり縫い
- 巻きロック
- 布地の縫い合わせ
それでは一つづつ解説します。
1.かがり縫い
布の裁ち端処理ができます。
もちろん家庭用ミシンのジグザグ縫いでも裁ち端処理はできますが、縫い目はやや不安定です。
ロックミシンは既製品と同じ縫い目で縫うことができます。
そのため、製作物の完成度も上がります。
また、強度もあるので洗濯にも強いです。
2.巻きロック
オーガンジーやシフォンのような薄手の布地でも、細かくかがることができます。
巻きロックを使えば、スカーフやハンカチの端処理ができます。
また、装飾的に使われることも多いです。
3.布地の縫い合わせ
ニットのような伸縮性のある布地の縫い合わせができます。
縫い目には適度なゆるみがあるため、伸縮性のある布地との相性が良いです。
ニットソーイングをする方には必須の機能です。
ロックミシンの種類とできること
ロックミシンは、針と糸の本数によってできることが変わります。
針と糸の数が多くなるほど、できることが増え、価格も上がります。
代表的なのは、以下3つです。
- 1本針2本糸
- 1本針3本糸
- 2本針4本糸
それぞれ詳しく解説します。
・1本針2本糸
できることは、かがり縫いのみです。
裁ち端処理だけで十分な方は、こちらのミシンでOKです。
糸は2本なので糸掛けも楽です。
シンプルな機能で低価格なので購入しやすいです。
・1本針3本糸
2本糸・3本糸のかがり縫いと、3本糸の巻きロックができます。
1本針3本糸からは、ニットの縫い合わせと巻きロックができるようになります。
ただし、ニットーソーイングをやりたい場合は、2本針4本糸があった方が良いです。
巻きロックもできるようになるので、作品の幅も広がります。
・2本針4本糸
2本糸・3本糸・4本糸のかがり縫いと、3本糸の巻ロックができます。
ニットソーイングは1本針3本糸で縫うことができますが、
厚めの布地でもしっかりと縫うことができるのは、2本針4本糸です。
2本針4本糸のロックミシンが1番できることが多いので、迷ったらこちらがおすすめです。
値段は1番高くなりますが、3万円前後で買えるおすすめ機種もあります。
まとめ
今回は、ロックミシンでできること3つを紹介しました。
ロックミシンがあれば、以下3つのことができます。
- かがり縫い
- 巻きロック
- 布地の縫い合わせ
2本針4本糸のロックミシンが必要です。
3つの機能を全て使いたい場合は、参考になれば嬉しいです。
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