“角”に【バイアステープ】をつける方法|外角・内角


角にバイアステープをつける方法を知りたい!
カーブにバイアステープをつける時は、ひと作業必要になります。
外カーブと内カーブでポイントが少し変わりますので、それぞれの方法を解説します。
参考にしていただければ、幸いです。
“角”に【バイアステープ】をつける方法
“外角”と“内角”にバイアステープをつける方法をそれぞれ解説します。
外角にバイアステープをつける方法


外角にバイアステープをつける方法は、以下です。


角までバイアステープと布地を中表に合わせまち針で留めます。
縫い止まりの位置に印をつけておきます。
縫い止まりは、布端からバイアステープの幅分手前の位置です。


縫い止まりの位置まで、折り目より1mm外側を縫います。
縫い止まりまできたら返し縫いをして糸をカットします。


バイアステープを直角に折ります。


布端と揃え折り返し、まち針で留めます。


布端からバイアステープの幅分開けて、縫い進めます。
折り目より1mm外側を縫います。
この時、折り返して重なったバイアステープを縫わないように気を付けましょう。


角を押さえながら、バイアステープを裏に返します。


バイアステープで布端を綺麗に包み、アイロンで押さえます。
縫い目を隠すように、アイロンでしっかりと折ります。


表と反対方向にテープを倒すと、厚みが抑えられ綺麗に仕上がります。


表側から2mm幅でステッチをかけます。
しつけをかけておくと縫いズレを防ぐことができます。


角の部分のテープを手縫いでまつります。


アイロンをかけて、完成です!
外角でも綺麗にバイアステープが縫えました。
内角にバイアステープをつける方法


内角にバイアステープをつける方法は、以下です。


角までバイアステープと布地を中表に合わせまち針で留めます。
縫い止まりの位置に印をつけておきます。
縫い止まりは、角からバイアステープの幅分先の位置です。


縫い止まりの位置まで、折り目より1mm外側を縫います。
縫い止まりまできたら返し縫いをして糸をカットします。


布地のみ角に切り込みを入れます。
切り込みは角から0.3mmくらいの位置まで入れます。
この時バイアステープを切らないように気を付けましょう。


布地を180度に開き、布端とテープの端を中表に合わせ、まち針で留めます。


STEP2で縫った縫い止まりの位置から、折り目より1mm外側を縫います。


開いた布地を戻し、バイアステープを下から折ります。


さらに重ねてバイアステープを折ります。


裏に返し、角から重なっているバイアステープを引き出します。


バイアステープを綺麗に折りたたみます。
縫い目を隠すように、アイロンでしっかりと折ります。


表側から2mm幅でステッチをかけます。


角の部分のテープを手縫いでまつります。


アイロンをかけて、完成です!
内角でも綺麗にバイアステープが縫えました。
まとめ
今回は、“角”に【バイアステープ】をつける方法を解説しました。
外角と内角では、バイアステープのつけ方が変わります。
ポイントは、縫い止まりの位置です。
外角の場合は角からバイアステープの幅分手前の位置、内角の場合は角からバイアステープの幅分先の位置になります。
参考にしていただければ、幸いです。
直線にバイアステープをつける方法は、以下の記事で解説しています▼


カーブにバイアステープをつける方法は、以下の記事で解説しています▼


バイアステープ以外の縫い代始末の方法は、以下の記事で解説しています▼


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