縫い代の始末方法【3選】|ロックミシンがなくてもOK
縫い代始末をしたいけど、ロックミシンがない…。
直線ミシンだけで仕立てる方法はないかな?
ロックミシンがなくても、直線ミシンがあれば縫い代始末ができます。
今回は、よく使う①袋縫い➁割伏せ縫い③折伏せ縫いのやり方を紹介します。
慣れれば難しくありませんですので、ぜひやってみましょう。
縫い代の始末方法【3選】
文章だと分かりにくい部分もありますので、ぜひ動画と一緒にご覧ください。
今回紹介する縫い代の始末方法は以下3つです。
それぞれ詳しく解説していきます。
1.袋縫い
袋縫いは、薄手でほつれやすい布の始末に向いています。
裁ち端を中に包み込んで縫い合わせるので、丈夫な仕立てです。
袋縫いは表にステッチが出ません。
それでは、手順を確認していきましょう。(動画:00:20~)
布を外表に合わせます。
布端から0.5cmでミシンをかけます。
1で縫った縫い代をアイロンで割ります。
布を中表に合わせます。
縫い代部分は、しっかりとアイロンで押さえます。
0.5cmの縫い代を包み込み、0.7cmでミシンをかけます。
2.割伏せ縫い
割伏せ縫いは、丈夫な仕立てのため、洗濯頻度の高い布の始末に向いています。
割伏せ縫いは表にステッチが2本出ます。
それでは、手順を確認していきましょう。(動画:02:50~)
布を中表に合わせます。
布端から1.5cmでミシンをかけます。
1で縫った縫い代をアイロンで割ります。
割った縫い代を、0.5cmアイロンで折ります。
③で折った縫い代に端ミシンをかけます。
3.折伏せ縫い
折伏せ縫いは、薄手でほつれやすい布の始末に向いています。
折伏せ縫いは表にステッチが1本出ます。
それでは、手順を確認していきましょう。(動画:06:06~)
布を中表に合わせます。
布端から1.5cmでミシンをかけます。
片方の縫い代を半分にカットします。
1で縫った縫い代をアイロンで割ります。
2でカットした縫い代を、もう一方の縫い代でくるみます。(動画07:46~)
くるんだ縫い代は、片側に倒します。
アイロンで押さえます。
倒した縫い代に端ミシンをかけます。
しつけをかけましょう。
長距離を縫う場合は、その他の縫い代の始末方法は、以下の記事で紹介しています▼
まとめ
縫い代始末というと、まずロックミシンが思い浮かぶと思います。
ですが、ロックミシンを持っていない方でも、縫い代を始末することができます。
今回紹介した、袋縫い、割伏せ縫い、折伏せ縫いをマスターして縫い代始末してみましょう。
また、家庭用ミシンを使ってジグザグミシンをかけるという方法もあります。
ぜひ、合わせてご覧ください▼
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