失敗しない!家庭用ミシンの選び方|ミシンの種類と特徴を解説
家庭用ミシンを購入したい!
たくさん機種があるけど、どれを買ったらいいの…?
家庭用ミシンといっても、機能も価格も様々で迷ってしまいますよね…。
今回は失敗しない家庭用ミシンの選び方について解説します。
失敗しない家庭用ミシンの選び方
ミシンを選ぶ際に1番大事なことは、「ミシンで何を縫いたいか」です。
家庭用ミシンには種類があり、それぞれ得意な分野が違います。
予算だけではなく縫いたいものが縫えるミシンなのかをよく考えて、自身に合ったミシンを選びましょう。
家庭用ミシンを選ぶ際に気を付けたいことは以下5つです。
それぞれ詳しく解説していきます。
1.ミシンの種類
家庭用ミシンの種類は、大きく分けて以下3つです。
それぞれ詳しく解説していきます。
1.電動ミシン
家庭用ミシンの中では1番安く、1万円以下で購入できるものもあります。
昔ながらのシンプルな機能のミシンです。
電動ミシンの特徴は、縫うスピードとパワーが比例することです。
低速で縫えばパワーは弱く、高速で縫えばパワーが強くなります。
パワーが欲しい場合はスピードを上げて縫わなくてはなりません。
針の停止位置が制御できないため、慣れるまでは難しく感じるかもしれません。
2.電子ミシン
価格は、1~3万円程度です。
ミシンの動きを電子回路で制御しています。
電子制御されていることにより、細かな調整が可能です。
針の停止位置は固定で、必ず上で停止します。
縫うスピードも細かく調節でき、低速でもある程度パワーが出ますので厚物も縫えます。
コンピュータミシンほど種類は多くありませんが、模様縫いもできます。
電子ミシンのおすすめ機種はこちらの記事にまとめています▼
3.コンピューターミシン
価格は、2~7万円程度と幅があります。
マイクロコンピューターを内蔵しています。
コンピューター制御されているので、かなり細かく調整を行うことができます。
液晶画面の付いているミシンが多く、縫い目や模様の調整は画面上で行います。
液晶画面がある場合、不具合があるとエラーメッセージが出ます。
何が間違っていたかをエラーメッセージで教えてくれるのも便利な機能です。
パワーも十分あるので、薄物~厚物まで縫うことができます。
ボタンホール、模様縫い、刺繍などは電子ミシンでもできますが、コンピューターミシンはかなり種類が多いです。
コンピューターミシンのおすすめ機種はこちらの記事にまとめています▼
2.ミシンの機能
ミシンは機種によって使える機能が様々です。
主な機能は以下です。
- 自動糸調子
- 自動糸通し
- 自動糸切
- ボタンホール縫い
- 裁ち目かがり
- 飾り縫いや文字縫い
- 刺繍
- エラーメッセージ
- フットコントローラー
自身が必要な機能が付いているミシンを選びましょう。
自動糸調子や自動糸通し機能が付いていると便利です。
初心者の方であれば、自動糸切とフットコントローラーがあれば作業効率が上がります。たくさん縫いたい方にはおすすめの機能です。
3.ミシンのサイズ
ミシンのサイズは、以下3つのサイズがあります。
- コンパクトサイズ(幅38cm以下)
- レギュラーサイズ(幅40cm前後)
- フルサイズ(幅45cm前後)
それぞれ簡単に解説します。
1.コンパクトサイズ
小さくて軽いので持ち運びに便利です。
ただし、モーターが小さいのでパワーは弱いです。
簡単な縫物には使えますが、本格的に縫いたい場合はパワーが足りません。
2.レギュラーサイズ
コンパクトサイズとフルサイズの中間のサイズです。
パワーも平均的なので、小さな小物や入園入学のグッズを縫いたい方には十分です。
サイズもパワーも中間のミシンなので、迷ったらレギュラーサイズを選ぶのもおすすめです。
3.フルサイズ
大きく重さもあるので持ち運びには向いていません。
パワーがあるので、薄物~厚物まで問題なく縫えます。
ミシンを置きっぱなしにする場所がある方や、本格的に縫いたい方におすすすめです。
4.メーカー
家庭用ミシンはかなり安いものもありますが、耐久性やアフターフォローを考えると有名メーカーでの購入がおすすめです。
家庭用ミシンを販売している有名メーカーは以下5つです。
- Brother(ブラザー)…世界40ヶ国以上を拠点に展開。
- JUKI(ジューキ)…工業用ミシンシェア世界No.1。
- JANOME(ジャノメ)…家庭用ミシンシェア世界No.1。
- JAGAR(ジャガー)…高品質でリーズナブル。
- SINGER(シンガー)…世界最大のミシンメーカー。
上記5つのメーカーのミシンでしたら安心して購入できると思います。
5.アフターサービス
ミシンを購入する際は、アフターサービスについてよく確認しておきましょう。
メーカーの保証期間はもちろんですが、それに加え店舗独自の保証期間がある場合もあります。
また、故障や不具合があった場合はどのように行えばよいのか、予め確認しておくと良いです。
まとめ
家庭用ミシンを選ぶ際に気を付けたいポイントは以下5つです。
- ミシンの種類
- ミシンの機能
- ミシンのサイズ
- メーカー
- アフターサービス
ミシン購入の際に重要なのは、ミシンで何を縫いたいかということです。
例えば…
- 薄地~厚地まで洋服をたくさん縫いたい方→コンピュータミシンのフルサイズがおすすめ
- 入園入学グッズが作りたい→電子ミシンのレギュラーサイズがおすすめ
このように縫いたいものによって最適なミシンが違います。
どうしても迷ってしまう場合は、電子ミシンのレギュラーサイズがおすすめです。
電子ミシンのレギュラーサイズであれば大抵の布地は縫えますし、2~3万円の予算があれば有名メーカーで購入可能です。
ミシン選びの際の参考にしていただければ嬉しいです。
ミシン縫いを1度試してから購入したい場合は、ミシンをレンタルする方法がおすすめです▼
家庭用ミシンと職業用ミシンの違いについては、以下の記事で解説しています▼
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